アスペルガー ADHD　発達障害を改善していくマニュアル

片づけられない女たち

片づけられない女たち　感想　レビュー

片づけられない女たちは、持ちものが片づけられず、
部屋が片づけられず、頭の中も　整理整頓できないため 　混乱し 雑務に追われる日常に　苦労し
疲れ果てている・・「片づけられない女たち 」には、原因が　あった・・ＡＤＤ（注意欠陥障害）だったから　というもの・・

 

 

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ADHD(注意欠陥多動性障害)、ADD(注意欠陥障害)を　例に上げながら　男児(男性）に多いADHD　の場合　
多動　の 症状があらわれ 女児（女性）は、多動が少なく　ADD(注意欠陥障害)が　多いと解説。

 

周囲の理解も無いまま、自分がADD(注意欠陥障害)　ADHD(注意欠陥多動性障害）
という認識が無いまま　日常生活では、もの忘れが多い、
部屋が片付かない、計画が立てられない、人とうまくコミュニケーション・・
周囲からは、怠けてる　簡単な仕事も　できない　努力していない　と思われがち。

 

男性の場合は、部屋が　片付かなくても　男だから・・仕方ない　と思われるのに
女性だと　部屋が片付けられない・・＝ダメな人の烙印を押される・・著者が、解説には納得。
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片づけらないのは　時間の配分が　難しいから？

片づけられない人は、時間の優先順位を　決めるのが苦手だから？
時間の配分は、難しいものですよね？
ADDの女性は、時間の使い方やバランスが難しいことが多いようです。
時間の　使い方で　チェックしたのは、以下の3点。

  1. 自分の特技や長所を生かす時間　欠点をカバーするために　補う時間
  2. 自分のニーズに　専念する時間　他人の要求を聞く時間
  3. 趣味や遊びに　使う時間　仕事　雑用　義務に使う時間

 

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ピカソの描く　女性像は、写実的な部分と　別の方向から見た
描き方が　共存し　統合され1枚の　ピカソの絵になっています。

 

どちらが　正しく　どちらが　間違って　いるわけでは　ありません。
ありのまま　見たまま　感じたままを描く　ピカソの絵に
ADDであっても　アスペルガー自閉症であっても　矛盾した部分すべてが
ありのままの「自分」であることを　受け入れる必要が　あります。

 

落ち着きが無い子　困った子の悩み解決

ADD とは？ADHDとの違い

注意欠陥・多動性障害（ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい）AD/HDは、
多動性、不注意、衝動性を症状の特徴とする発達障害もしくは行動障害のことで
注意欠陥・多動性障害（ちゅういけっかん・たどうせいしょうがい）AD/HDの中でも
多動・衝動性は、無いものの不注意によるミスを繰り返すのが
不注意優勢型（ADD: Attention-Deficit Disorder）の、ADD　と呼ばれます。

 

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女子は　男子に多い　ADHDのように多動性　衝動性が　少ないものの　
不注意ミスの多いADDが　圧倒的に　多い・・しかし　社会は、女性は
整理整頓できて　当たり前という風潮の中　女だから　片付けが出来て
当然　女の子だから　部屋をキレイに出来ないのは、おかしい
女性だから　整理整頓が　得意な　はず　という　認識のもと
苦しんでいるのが、ADDの女性たち・・という　内容です。

 

  1. 多動のない　ADDは、ADDの中でも　話題になりにくい
  2. 多動のない　ADDは、女の子に多い
  3. ADDは、多動が　無いため　診断が　遅れやすい
  4. 診断されていない子ほど　二次的な障害が深刻

 

※家族や　周囲が　ADDを認める　認めない　理解する　理解しない　で
ADDを受け入れながら　特性を　より伸ばしていくことが可能になります。

ADD 多動の無い症状

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ADDの症状が、幼いとき　から　慢性的に　続いており　生活に支障がある
他の人より　重度であることの条件を満たしていれば　ADDと
診断されることが　あります。心理的　性格的に問題が　あるわけではなく
原因は　特定されておらす　遺伝子レベルで　情報伝達がシステムが
安定していないためだと　言われています。
ADHDと　同様に　脳の機能障害なので　改善することは　あっても特性は、治りません。


ADDとは？

  • ADDとは、子供だけのものではない
  • 男の子だけのものではない
  • 注意力が欠如しているわけではない
  • 無責任なわけでは　ない
  • 怠けているわけではない

 

脳に異常が　あるわけでも　頭が　悪いわけでも
知能指数が　低いわけでも　ありません。
行動がきちんと　抑制できない　制御ができない状態です。
パソコンで言えばメモリー容量が　大きくても　モニターが　小さい
ソフトにパグが　あると　フリーズしたり　クラッシュしたりしますよね？
あんな状態に　似ていると思えば　分かりやすいでしょうか？

 

潜在能力は、あるのに　生かしきれない・・

 

騒がしく　落ち着きがない迷惑な男の子は、ADHDの診断が　つきやすい
集中できない　話を聞けない　動き過ぎる　衝動のまま　乱暴する
このような　男の子を育てる母親や、女の教員だと　問題行動として
気づきますが、　女の子の場合、　多動が　ないと　見落とされてしまうのです。

 


ADDは、注意力の欠如　多動　衝動ではない

ADDは、注意力の欠如　では　ありません。ADDの特徴は、注意力が
あるときと　ないときがあり　変動するのが　大きな特徴です。
気が散りやすい・・注意の対象が　移りやすい・・注意を抑えられない
維持できない　不要なものと　必要なものの　優先順位を　即座に決められない。

 

ただ　気が散りやすいのは、言い方を変えれば、アイデアが浮かびやすい
という　プラスの部分も　あります。また　アイデアは独創的で
好奇心にとんだ　ヒラメキが多いメリットもあります。

 

 

ADDは、多動　では　ありません。ADDは、活動レベルが調整できないため
極端に高く　多動が出ることも　あれば　極端に低いことが　あります。

 

 

ADDは、衝動的に騒ぎを起こすわけでは　ありません。
ADDの衝動性は、大騒ぎをしたり　目に見える形より
目立たない部分で　衝動的な行動が　みられるます。
やりかけの作業を　放り出し　他の作業をしてしまう
衝動的に　人生の方向　を変えてしまい　周囲をビックリさせる人もいます。

 

ADD　生活への影響

  1. 時間に　だらしない
  2. お金にだらしない
  3. ものに　だらしない
  4. 本来の実力が　発揮できず　能力のわりに　実績が　ふるわない
  5. 自分に自信が持てない
  6. 対人関係が　うまくいかない
  7. うつ状態

 

治療方法は、リタリン　　コンサーターなどの服用　しかし　副作用の心配もあるため
症状を薬で抑えても　根本的な解決には　至りません。
周囲が、ADDについて　勉強する　理解する　サポート体制を整える
生活の中で　方法や　よりよい　やり方(ルール）を家族で決めていくなどで
改善させていく方が　有効だと思います。お子様の場合　↓体験談が　役立ちます。

アスペルガーですが、 妻で母で社長です。

 

アスペルガーですが、 妻で母で社長です。感想レビュー

facebook でも　おなじみの　アズ直子さんの著書です。アスぺルガ―症候群で　片付けられない
　注意欠陥障害　ADD（AD/HD　注意欠陥多動症ではない）の特徴をもった　アズさん。本を　読みながら　自分自身と似ている〜〜と　思いました。実際　お子様が　アスぺと診断されて　ご自身は　診断はされていないものの　「アスぺだと思う」と言っていた　ママ友の　特徴と　似ていると思いました。大きな　特徴は、過集中なんですね。曖昧な　表現や比喩が　分からない　言われたことを　鵜呑みにする　周りの状況を　理解できない　浮いてしまう原因が　分からない・・など。

 

アズ直子さんは　まず　インターネットで　調べて　アスペルガー症候群かもしれないと　思い　精神科や　心療内科を探し始めます。そして　ADD（注意欠陥生涯）の傾向と　強い　アスペルガー症候群と診断されたそうです。問診では、過去のトラブル　悩み　子どもの頃の様子　通知表のコメント　行動パターン　友達の有無　身体測定では　MRI　血液検査　尿検査　心電図　各種テストとして　WAIS（知能テスト）GESD（鬱　チェック）　TEG（人格　性格の検査）STA2　不安レベルの検査）P-Fスタディー（絵画・欲求不満テスト）などの　各種テストを　受けられて　診断となったようです。

 

アズさんなりの　ルールが　掲載されており　参考になる1冊でした。

 

 

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（著者からのコメント） この本は、アスぺルガ―症候群という発達障害を抱え、人とうまくコミュニケーションが取れないということに悩み抜いた経験をもとに書きました。 アスペルガー症候群は、脳の発達の偏りによって、音や光に過敏、睡眠障害やうつ病などに陥りやすいなど体質的な特徴が出るほか、思ったことを全部空気を読まずに口にしてしまう、人の言うことを全部うのみにして信じてしまう、敬語をうまく使えない、人の立場を推し量ることができないなど、コミュニケーション不全を起こしやすい特徴が現れます。 空気の読めない、宇宙人のような変わり者として、人から嫌われ続けた人生でした。 家族ともうまくいかない、職場も転々とし、ひとり家にこもる在宅仕事に落ち着いていたところ、あることをきっかけに、人とうまく付き合うことができるようになり、また人との出会いによって飛躍的に幸せな人生に変わることができたのです。 現在、アスペルガーでありながら、社長として会社を経営し、また妻として母親として充実した日々を送ることができています。さらに自分がアスペルガーであることを強みにし、 事業の幅や人脈を広げ、さらに明るい人生を歩き始めています。フェイスブックなどの新しいツールも使いこなし、多くの人に愛され、強い絆を結ぶ、まさに本当の幸せを手に入れた状態です。 本書では私が苦しい体験を乗り越えるために作りだした「ルール」を紹介しています。日常生活のなかのちょっとした工夫で、アスペルガーのようなハンディを抱える人だけではなく、人間関係などで悩む不器用な人全てが幸せになるきっかけをつかむことができる内容となっています。もともとハンディのある私にもできることばかりをルールとしているので、どんな人でも必ず実践することが可能です。そして実践すれば私のように大きな明るい変化が訪れます。 不器用だけれども幸せになりたい全ての人に捧げます。