ADHDの子供の育ちにくさ 育てにくさは学校現場での指導や子育ての障害になります。
ADHDの子供たちは、自分の思い通りにならないと叫んだり パニックを起こしたり
「なんで?」と屁理屈をこねて 口答えばかり。人前で キタナイ言葉を平気ではき
電話中でも かまわず 大きな声で 話しかける、時と場合によってが 通用しない。
全ての ADHDの子供が 同じ行動をとるわけではなく、問題行動が 目立つ子と
目立たない子がいます。共通しているのは、親が 困っている点や 学校で困った子 という点。
読んで学べるADHDのペアレントトレーニングは、しつけが困難なADHDの子どもを持つ親たちのための本ですが
ADHDや多動の強い子 注意欠陥の強い子 どんな子供にあてはまる内容です。
また、正しい子どものしつけ方を身につけるためのトレーニング本ですが
ADHDの子供を持つ 母親が 間違った子育てをしているわけでは無いことは
理解しながら 読み進めると育児の参考になることが多いです。
ペアレントトレーニングは、1947年 ハンス・ミラー博士によって 開始され
フレッド・フランケル博士が 指導を行っていたもの、
ADHDの子供 限定ではなく、一般的に子育ての壁や 悩みを解消すべき1冊。
子育てで大事なのは「ほめること」これは、当たり前のことですが
日本人は、子供を認めたり ほめるのが 苦手なもの。
とくに 発達障害のお子さまはこれまでにも 問題行動で たびたび
注意を受けることが多く 自己評価も 低いものです。
子育て本としても 参考になる部分が 多い内容です。
【送料無料】読んで学べるADHDのペアレントトレーニング [ シンシア・ウィッタム ]
ペアレントトレーニングの基本的な考え方は、して欲しい行動を増やすプランと
してほしくない行動を減らすプランがあり個性に応じてステップ・バイ・ステップで
すすめていくもの。養育者も 子育てが 楽になります。
- 望ましくない行動は無視
- できない行動には手助け
- できるようになった行動はほめる
- 千里の道も一歩から
- 体罰をできるだけしない
- 目標行動の例
- できるようになって欲しい行動
- 回数を増やしたい行動
- できることを広げたい行動
- 開発が望まれる行動
- やめてほしい行動
- 回数を減らしたい行動
- 完全になくしたい行動
- 適切な場面に限りたい行動
1 はじめましょう(行動を変えよう―注目こそ力である/行動を分類しよう―変化への第1ステップ)/2 あなたがしてほしい行動をふやしましょう(どのようにほめるか―基本をつかむ/いつほめるか ほか)/3 あなたがしてほしくない行動を減らしましょう(無視のしかた―大切なポイントをおさえよう/いつ無視するか ほか)/4 協力をひきだしましょう(選択させること/予告 ほか)/5 制限を設けるには(知っている道具を使うこと/指示 ほか)/これまでのまとめ