アスペルガー ADHD 発達障害を改善していくマニュアル

家族も気づきにくいアスペルガー症候群 

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アスペルガー症候群 は、発達障害で  高機能自閉症と 同じ診断名で 
生まれつき 脳機能に障害があり 発達の仕方に かたよりがるため 
得意な事と 不得手な部分の偏りが見られます。
以下のような定義で診断名が下されます。

落ち着きが無い子 困った子の悩み解決

 

LD 学習障害 は、簡単な計算を間違える 
数の概念が不確か 文章を正しく読めない
仮名や漢字を正しく 読めない・・

 

AD/HD (注意欠陥/多動性障害)は、
衝動的で強い キレやすい 手を出す 
不注意 集中力がない
軽率なミスを繰り返す 多動性が強い 
授業中に落ち着きなく動き回る

 

アスペルガー症候群(AS)は、
自閉症と同じ特性 を持つ障害で 会話も生活も
よくできるため 家族も 障害だと気付きにくい・・
高機能自閉症は、IQ70以上が目安。

 

自閉症は、 言語力 認知能力などの障害で 人の気持ちを理解するのが苦手
人の表情で 気持ちを理解できない・・家庭生活に支障をきたします。
アスペルガー症候群 高機能自閉症 自閉症の診断名は、
コミュニケーションの問題(人の気持ちを思いながら 身振り手振りで やりとりできない)
ひとり言を繰り返す 両親と目を合わせない・・
想像力の問題では、自分の決まりや
自分なりのルールを守りたがる  家具の配置や 道順を変えるだけで怒る
社会性の問題では、場の空気に合わせられない
来客に文句を言う 親戚の家で身勝手な行動をする。

 

アスペルガー症候群,アスペルガー,アスペ,自閉症,高機能自閉症最近は、広汎性発達障害と 
一くくりに呼ぶ医師が増えてきました。
親や教員は、診断名が気になるかもしれませんが、大切なことは、障害の名前や診断名では ありません

 

診断が下されて はじめて 納得させられる部分が多いのです。一番 大切なことは、
周囲に味方を増やし 子供を 見守りながら
育てていくことで 改善することは、
たくさんあることを お伝えしたいのです

 

家族の中でも 自分のやり方で行動するため わがままな子だと思われる・・
マイペースな行動をとってしまい問題行動となってうつる・・
保護者も教員も「ただ困った子」というレッテルを張るのではなく
方向を変えて 見るだけで、才能が 花開いたり
得意分野を さらに 伸ばすことだって できる 大きな可能性を持った子供たちだと
知ってほしい・・そんなメッセージを伝えられたら・・と思っています。

 

軽度発達障害 に ついて

軽度発達障害の基準 定義は、非常に 曖昧なものだと思います。
人間は、誰でも 二面性 多面性を持っており 環境や 成長によって
あるいは、療育の仕方 しつけの仕方を変えるだけで 改善していく場合も
あるし 医師の診断名も、病院の先生しだい・・という印象です。

 

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障害の決めてのなる部分や 診断名 特性 は、違いますが、
重なっている場合は、決して珍しいわけでは ありません。
ADDと PDDLD と重なっている場合も あれば AD/HDと LD  が重なっている場合も
あり 線引き ボーダーラインは、難しいんですね。

 

軽度発達障害とは?広汎性発達障害とは?

発達障害(はったつしょうがい)は、乳児期から幼児期にかけて生じる発達遅延で
精神・知能的な障害や身体的な障害を伴う場合もあります。
その中でも、軽度発達障害と呼ばれる子供は、クラスの中で 兄弟の中で
「ちょっと気になる子」でも 知能指数が高い場合 乳幼児健診
(乳児、1歳6ヶ月、3歳児)では発見されにくく 見つかりにくく
就学時健診においても 問題なし とされることが 多いのです。

 

診断を受ける年齢や 家庭環境を 適切なものにすることで 改善し
問題行動が 目立たなくなることもありますが、診断を受けていないと
自分の子供の困った行動や 問題行動(集中力が無い
落ち着きが無い 宿題が 出来ない 忘れ物が多い・・)などに悩む親が 多いものです。

 

大半の子どもたちは、何の対応もしないまま 就学することが多く、
学校不適応が生じ、思春期以降の二次障害を引き起こします。

 

サポートが 適切でないと 引きこもりになったり 大人になっても
社会から 阻害されてしまいます。アスペルガー ADHDの子どもたちは
劣等感を抱え 困っている状態だと 理解しましょう。

 

子供だけでなく 大人の軽度発達障害が テレビや新聞でも取り上げられるため
「配偶者がアスペルガーだった」「自分も アスペルガー予備軍かもしれない」
と言ったブログ記事もあり アスペやADHDについて 認知されるようになってきました。

 

軽度発達障害とは?

  • 学習障害(LD)
  • 注意欠陥多動性障害(ADHD)
  • 高機能広汎性発達障害(高機能自閉症、アスペルガー症候群
  • 発達性協調運動障害(DCD)
  • 軽度知的障害

 

病院で診断を受けた場合、ADHD アスペルガーと診断名が 付く場合も
ありますし 軽度自閉症が 含まれる場合 境界性パーソナリティ障害
広汎性発達障害 と診断されることが ありますが、症状も
すべての人に あてはまるわけでは 無く 定義も 非常に 曖昧、
医師によって 診断名が異なるため、ADHDにアスペルガー傾向が強い場合 
広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい、PDD, pervasive developmental disorders)
と診断されることが多いようです。
広範性発達障害 後半生発達障害 と 書き間違えることも多いのですが
正しくは、広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)と書きます。

 

必ずしもすべて あてはまるわけではないというのが 親としての見解です。

 

広汎性発達障害(カナー型自閉症やアスペルガー症候群など)に含まれない場合
特定不能の広汎性発達障害 (PDD-nos)と 診断されます。

 

広汎性発達障害には、知能指数が低い場合と高い場合があります。
家族や学校の先生 保育者から 日常の様子などを聞き取り調査からスタートし
知能指数の調査、知的障害の有無、統合運動の問題、学習能力について
診断名が 決まります。

 

広汎性発達障害は、日常生活において 忘れっぽい、ミスが多い、物事を衝動的
性急に決断して行動して失敗する、興味が次々と 移り行動に移してしまう、
対人関係の不器用さ 対人トラブルなどの問題行動が見られます。

 

広汎性発達障害とは?

  • 対人関係の障害(場面に応じた適切な行動がとれない)
  • ことばなどのコミュニケーションの障害
  • こだわり,あるいは想像力の障害

 

定義としては、対人面(相手の気持ちがつかめない、場にあった行動がとれない)
コミュニケーション障害(言葉の使用の誤り、会話をつなげない)
行動、興味、活動が限定していて反復・常同的。

 

治療 方法は、薬物治療が ありますが 不眠 てんかん 恐怖 不安などが
強い場合 薬を服用し 通常は、適切な支援を することが重要だと言われています。

 

アスペルガー症候群についても 知られるようになってきましたが、
子供の頃の問題行動が 大人になっても 改善せず 社会から浮いてしまう人も
少なくありません。早期発見 早期療育が 鍵を握るのです。 

 

 

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小学校において 広汎性発達障害の対応 治療方法

発達障害の対応については、通常学級で学ぶケースと
学校内の特別支援学級で支援を受けるケース
通常学級と特別支援学級を併用するケース 特別支援学校(養護学校)で
症状に応じた教育を受けるケースに 分けられます。

 

小人数学級に関して・・

 

軽度 広汎性発達障害 の場合 家庭や教育の環境を整えるだけでも
改善の余地があり 育てにくい子が 薬物療法無しで、育てやすく変化します。
アスペルガーもADHDも 治療法・治療というより 治療教育(療育)が重要で
子供の 自己評価を高めてあげることが 大切です。

 

保護者や教員は、落ち着きが無い 集中力に欠ける・・困った子供たちは
教育や しつけ 家庭の育て方の失敗が原因で無いことを認識しつつ
具体的な関わり方を模索していくべきだと思います。

ギルバーグによるアスペルガー症候群 診断基準

アスペルガー症候群:ギルバーグとギルバーグの1989年の診断基準の詳細

 

1 社会的の欠陥(極端な自己中心性) → 二つ以上当てはまる

  1. 友達と相互に関わる能力に欠ける
  2. 友達と相互に関わろうとする意欲に欠ける
  3. 社会的シグナルの理解に欠ける
  4. 社会的・感情的に適切を欠く行動

 

2 興味・関心の深さ → 一つ 当てはまる

  1. ほかの活動を受けつけない
  2. 固執を繰り返す
  3. 固定的で無目的な傾向

 

3 決まりや興味・関心の押しつけ

  1. 自分に対して、生活上で
  2. 他人に対して

 

4 言葉と言語表現の診断名

  1. 発達の遅れ
  2. 表面的には誤りのない表出言語
  3. 形式的、もったいぶった言語表現
  4. プロソディ 韻律の奇妙さ、独特の声の調子
  5. 表面的 暗示的な意味の誤解 理解の悪さ 間違った解釈

 

5 非言語コミュニケーションの問題

  1. 身ぶりの使用が少ない
  2. 身体言語(ボディ・ランゲージ)のぎこちない 粗雑
  3. 表情が乏しい
  4. 表現が適切でない
  5. 視線が奇妙、よそよそしい

 

6 運動の不器用さ

  1. 神経発達の検査成績が低い

 

アスペルガー症候群の名前の由来は、オーストラリアの小児科医 ハンス アスペルガーから。
1944年に 自閉症が報告されて 他人と社会との関わりが 難しい自閉症児に
理解が深まってきたのは、ここ10年程のことです。
自閉症にかかわる 家族 特別支援学級の先生などは、深い知識を持ち合わせていても
「普通の良い子」を育てている 母親には、それほど認知されていないのが
多動症だったり アスペルガーなのだと思います。

 

上で紹介しましたギルバードのアスペルガー判断基準も 5歳未満で判断することは
難しく 就学前は、AD/HD(注意欠陥多動性障害)と診断名が おりることがあります。
家族でも 周囲でも 夫婦でも わが子でも 分かりにくいのが アスペの診断名

 

純朴で素朴で子供らしいと言えば 子供らしい だから 学校の低学年では
分かりにくい・・(もともと 年齢が小さいので 子供らしくて 当然ですからね)

 

しかし 特異な部分が垣間見れる・・年齢不相応なところがあり驚かされる!!
発達する段階で 比較的 初期に 診断名が下される場合
軸のぶれない教育(しつけ)をしていくことが 出来るんですね。

 

環境を整え 子供が 経験値を上げることで 問題行動が 緩和されることもあるので
よりよい方法を模索していきたいものです。
最近は、新聞や テレビでも大人のアスペルガー症候群を特集していますが
子供の時は、KYな言動が許されても 社会人になったら 空気が読めない事で
相手を傷付けたり 不快な思いをさせてしまうことが あるんですよね?

 

 

 

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