広汎性発達障害（PDD）とは？

広汎性発達障害　こうはんせいはったつしょうがい　PDDとは？PDDは、Pervasive Developmental Disorderの略で

1. 対人関係の異常
2. ことばやコミュニケーションの異常
3. 特徴的なこだわり

（１）（２）（３）すべてに該当する場合　自閉性障害（自閉症）
（１）（２）だけの場合　アスペルガー障害
他に　広汎性発達障害（PDD-NOS）などが　あります。

広汎性発達障害には、知能指数が低い場合と高い場合があります。
対人関係の異常については、視線が合わない、友達と、興味を共有できない　感情が伝わらない
言葉の異常については、オウム返しになったり　言葉が遅れており言葉のキャッチボールが出来ません。

さらに分類すると　高機能広汎性発達障害
（High Functioning Pervasive Developmental Disorder; HF-PDD）と診断名が
つくことが　あります。知的障害を伴わない　広汎性発達障害（PDD）のこと。
とくに　注意が必要なのは、出来るはず　やれるはず　という期待。

生きにくい人生を生きている　子供たち　明らかに学習障害を抱えているわけでは無いので
テストの点数が　悪いわけでは　ありません。ただ　想像するのが苦手な子の場合
文章題を読んでも　答えが分かるのに　問題の意図した部分が理解しづらいことがあります

広汎性発達障害の特徴の１つに　「強いこだわり」があります。大声に対して過敏な反応をしめします。

• さわられること　さわること　に　過敏な反応をしめす
• 入浴　洗髪を嫌がる　
• 手が　べたべたすることを　嫌がる
• 大きな音を嫌がる
• 機械音が不快　苦手
• 目に入るものを　追ってしまう
• 味覚に偏りがある

広汎性発達障害　こうはんせいはったつしょうがい　Pervasive Developmental Disorders：PDD　PDD(自閉症　アスペルガー症候群）は、幼児期に　違和感を感じ気づくことも多いのですが、
目に見えるケガとは　違い　医師によっても診断名が異なるため
親は、診断名に　こだわることなく　子供の気持ちに寄り添いながら　サポートします。

広汎性発達障害　こうはんせいはったつしょうがい　PDDの発現率は、0.6%〜1.2%
他の軽度発達障害と重なる場合や気分障害　てんかんと重なることがあります。

アスペルガーADHD発達障害改善マニュアル