アスペルガー ADHD 発達障害を改善していくマニュアル

アスペルガー障害 発達の偏り

広汎性発達障害(PDD:Pervasive Developmental Disorders)は、生まれつきの

中枢神経の機能障害 発達の遅れ というより 発達の偏り です。

 

中でも精神発達遅滞は、いわゆる 知的障害 と呼ばれるもの IQは、70以下。
福祉や療育の支援が 受けられます。

 

発達障害(アスペルガー障害 ADHD)などは 行政において 適切なサービスも
受けられないのが 実情です。
ただ文部科学省が、特別支援教育を 始めたり 国会で 発達障害者支援法が
成立 施行される動きが見られ、テレビや新聞などでも 取り上げられる機会が
増えてきました。

 

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世論が高まることで 今以上に 支援が 充実し 
住みよい社会になることを望みたいものです。

 

脳の情報処理能力の違い

脳の情報処理能力 物の感じ方 理解の仕方が 違う・・部分が見られます。
脳には、さまざまな情報が 入るため 必要な情報 をインプット 不要な情報はアウトプット
物事の優先順位を決める時も 無意識的に 今 やらなければ ならないことを
明確にしながら行動しています。
私たちは、一般常識の中で「一般的な 考え方」を持ち
言わなくても こんな行動をしたら 人が悲しむから やめておこう とか
こういう行動をしたら  こんな風に感じるだろうと 予測します。

 

しかしアスペルガーの人は、周囲の 思う考え方と ズレが生じることがあります。

 

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能力のアンバランス

得意 不得意の差が 激しいのが アスペルガーの特徴。
人間 誰でも 能力の偏りは、あるもので 好きなことは 好き 嫌いなことは 嫌い・・
何でも 好き と言う人の方が 珍しいかもしれません。

 

能力は、単語の意味 一般的な知識 課題 処理スピードなどの能力があります。
その差が 非常に 大きく ばらつきがあります。

 

どうしても苦手なこと 不得手な事に 目が行ってしまいますが
得意な事を伸ばす に尽きると思います。

 

不器用で 何も出来ないとか 学校の成績は、良いのに 周囲の空気が読めない とか
常識的な行動が とれない・・と 言われることが 多いものです。
アンバランスな部分が 多いことを 認識し 得意なことを 伸ばす
不得意なことは、練習しながら できるように していく。
得意分野で 苦手分野を補うようにすれば 良いですね。

 

ウェクスラーサード 知能検査 結果

アスペルガー症候群が増えている原因

以前は、自閉症の原因が 母親自身である(冷蔵庫のような母親) リフリジャレーター マザー と言う言葉で が 母親を傷付けました。

  1. 胎児期男性ホルモン仮説と環境ホルモン
  2. オキシトシンと分娩誘発剤
  3. ウィルス感染説
  4. 自己免疫説
  5. ワクチン説
  6. 周産期合併症説
  7. 鉛などの重金属説

 

これら環境的要因が 関係あるのでは??と 推測されていますが 真相は、わかりません。
ドイツのカスパー・ハウザー(Kaspar Hauser)は、16歳頃に保護されるまで長期に渡り牢獄に閉じ込められた 野生児。また誕生日は1912年だったらしい・・法学者アンゼルム・フォイエルバッハによると、カスパーは当初、肉や牛乳を口にすると吐いていて、パンと水だけを採ることができた。さらに本人は鏡の中の自身を捕らえようとするなど通常の人間らしさを失っていました。フォイエルバッハは、カスパーがかなりの長期にわたり孤独な状態で地下の監獄に囚われていたのではないかと推測しこのような特別な人間について記録された数多くの伝記には、そのような者は生まれながらにして暗い小部屋で外部との交渉を絶たれて生活することを余儀なくされ、人間らしさを失っていることが多かったと結論付けました。
知覚の鋭さは異常とも言え得る程のもので暗闇でも聖書を読めたり色彩を判別出来たといいます。握った金属が鉄か真鍮かそれとも何かを区別したり、遠隔地のクモの巣に獲物がかかっている事を言い当てる等並外れる能力で 周囲を驚かせました。アストリッド・フォン・メディンガー(バーデン大公カールの妃であるステファニー・ド・ボアルネの子孫)とされていますが、真実は 闇の中。

 

幼児期は お城で過ごし ナポレオンが 失脚したのち 王位を奪われ地下牢に囚われていたというのが 本当なら あまりにも 哀れな 話しです。古くは、書籍も出版されていますが、興味のある方は、DVDをご覧になってみてください。→カスパー・ハウザーの謎