アスペルガー ADHD 発達障害を改善していくマニュアル

アスペルガー障害 診断された人の声(本人 保護者)

アスペルガー障害 ADHDと診断された 保護者や ご本人の生の声をお伝えします。

 

※Aさん:社でも人間関係で失敗 あいまいな表現が理解できず 周囲と話が かみあうことが無かった 32歳で 高機能自閉症と 診断された。大人になって 診断されて驚いた。今思えば 父親は、診断はされていないものの、高機能自閉症の特性が 見られる遺伝するのだろうかと思った。

 

※Bさん:19歳、本音と建前の区別がつかず 会社でも孤立。診療所で アスペルガー障害と診断、現在 大人の外来に通院している。

 

※Cさん:学校の校医にアスペルガー障害と診断された当てはまる部分と 当てはまらない部分があり 半信半疑 自分では、ボーダーなのでは無いかと思う。

 

※Dさん(保護者):クリニックで 診断された しつけのせいでは無いと知りホッとした。環境調整を整え 周囲からの刺激に翻弄されやすいため 環境を整えるなど 工夫した。学校との付き合い方や担任との関係も 良好になった。

 

※Eさん:学校で、問題行動が目立ち 不快な言動 自己中心と 担任から注意をしばしば受けた
担任の先生との関わりも困難になり 教師と親との関係も難しかった・・・子の親として 非常に大きな悩みであった・・発達障害の二次障害を予防するために 早期に診断されて良かった。ADHDと診断された子供は 現在 普通学級(通常学級)で勉強しているが、サポートの先生が 指導に入ってくれているようだ。

 

※Fさん:ADHDの診断がされたため 教師と 育児の悩みを 相談しあえる きっかけとなった・・これまで 家庭内の教育や育児を負担に感じていた・・情報処理能力が遅いなど欠点や不得手な部分が分かり より 先生に協力を得られやすすくなった。

 

落ち着きが無い子 困った子の悩み解決

 

※Gさん:広汎性発達障害 広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい、PDD )と診断。
表情が乏しく 興味の狭さ こだわりが強く 好きなことには没頭し のめりこむのに 嫌いな事や苦手なことに対しては、まったく 興味をしめさない。気に入らないことや 自分なりのルールと ズレが生じると 癇癪(かんしゃく)を起こしていた。
単なるわがままが原因ではないと分かった。
子育ての失敗 わがまま と言われ続けてきたものの 自分(母親)の責任だけでないと分かり リラックスして 子供を見守れるようになった。思春期以降 反抗期も ひどく
どう接したら良いのか悩み 育児ストレスを感じていた。会話も 一方通行で 困っていた・・

 

※Hさん:気をつけることや しつけ で 意識すると良いことや 子供への働きかけ
言い聞かせる方法が分かり 兄弟の中で 一人だけ育てにくいと思っていた子供に
愛情を注げるようになってきた。時折 パニックを起こす事は あるものの 机やいすを投げたりガラスを割るなどの問題行動は、少なくなった。
ADHD症候群と アスペルガー症候の健常者との差が無い ボーダーライン 診断されたものの、
普通の子以上に能力を発揮するようになった。

 


チックを薬で治療している保護者の方から・・

※Iさん:チックや どもりが 出始めた・・チックは治るなら治したいと思い小児神経内科を受診。医師は、トゥレット症候群という診断名を口にした。原因は、厳しいしつけや母親の愛情不足では無く遺伝的要因。父親にも 時折 顔をしかめるなど チック症状が見られる。
トゥレット症候群の発症頻度は1000〜2000人に1人と考えられ、男女比は 男3〜4:女1と男性に多く見られる。発症年齢は、6歳から8歳で まさに 息子の年齢に当てはまると思った。
診断はされていないものの 注意欠陥・多動性障害(ADHD;Attention Deficit Hyperactivity Disorder)の傾向が 強く見られる。

 

小児神経内科では 脳波の検査を行ったところ 脳波にチックの波があらわれ 特異的な棘波が見られた。
医師には、薬で 治療をすすめられた。ハロペリドール(Haloperidol)ハロペリドール(セレネース)のほか ピモジドやクロニジンなどの薬が あるとのこと。最初の1ヶ月は、薬を投与せず 様子を観察するにとどめたものの
改善せず 1ヶ月後 薬を服用しはじめる。

 

薬を服用した時のチックの変化を見ると 薬を飲むと 症状は おさまり 服用を休むと 症状が強く出た・・気になってしまい つい子供を とがめてしまったこともたびたびあった。 本人も辛い表情を見せたものの 親として 何とか治してやりたい一心だった。何か 原因があるんじゃないか?原因があるとしたら とりのぞいてやりたいと思った。医師からは、絶対に チックを とがめないように 言われたものの チック症状が いくつも重なると 気になってしまい 注意したりした。
気にしない 気にするな・・と言う方が 無理な話だったのかも。
同じようにチックで悩む親と会って おしゃべりをするうちに 親の自分が チックを治そうとか
治らなくても 社会に順応出来る 適応できると 思えるようになってから 症状が軽くなったように思えた。
チックの主な症状・・・

  • まゆをピクピクさせる
  • 頭をゆする
  • 目をパチパチさせる
  • 肩を小刻みにゆする
  • しゃっくりを繰り返す
  • 甲高く吠える
  • 汚い言葉を撒き散らすなど
  • 起こりやすい合併症
  • 吃音・どもり

チックの主な原因

  • 強迫性障害
  • 注意欠陥・多動性障害
  • 学習障害
  • 睡眠障害
  • 気分障害

 

どもりは、一過性のものだと思うが 親として 自信をつける関わり方 接し方 を身につけたいと思った。

 

 

※Jさん:不注意優勢型ADD LDと診断。性格は だらしない、片づけられない 家庭では、掃除が出来ない 整理整頓が苦手。 学校では 黒板の文字を写したり 先生の授業内容を メモしたりノートが取れない 文字を間違える 読み書きが苦手。授業中 居眠りをしているようだ。

 

※Hさん:そわそわ、うろちょろが 気になり 相談、ADHDと診断 
注意力は、変動するようだ。

 

ADHDと診断されても 症状は、改善し 特性も 目立たなくなるものです。