アスペルガー ADHD 発達障害を改善していくマニュアル

アスペルガー症候群 ADHD 診断名

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田中康雄先生は児童精神科医 著書に「【送料無料】支援から共生への道 [ 田中康雄(精神科医) ]」に 掲載してある内容が興味深い・・

 

「発達障害と診断するということは、発達という前進していく予測不可能な部分をもつ変化を
明確に予測するかのようなむずかしさがあります。」
だれにでもある特性 の一部が、
たまたま今生活しているうえで、

強く表れているからといって、
そこだけ切り取って伝えても、

相手の本当の
生きにくさにたどり着かないのではないだろうか

そんな思いから 田中康雄先生が 診断名を付けたのは、
4例しかないと言います。

 

ADHD特性  特徴 当事者や家族なら 理解出来ると思うのですが
この特徴は、ピッタリ 当たっているけど この特性は まったく 当てはまらない
という部分が あるんですね。
田中康雄先生が、たった数分で 診断名を付けられない のが正しいのかもしれません。

 

アスペルガー症候群(アスペルガーしょうこうぐん、Asperger syndrome: AS)の定義は、
興味・関心やコミュニケーションについて特異であるものの、
知的障害がみられない発達障害のこと としていますが
「知的障害がない自閉症」で ありながら 自閉症とは 明らかに 線引きがされています。
ただ、アスペは、甘えてるだけ 病気じゃない 治るなら 診断名は必要ない
自称 アスペ に逃げるな!と 風当たりは、冷たい。

 

空気が読めないから KYだから アスペ と 同義語 ということも無いですし
引きこもり だから アスペと 決めつけるわけには いきません。


理解されにくい 理解しづらい 発達障害(学習障害)

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  • ADHD(注意欠陥多動性障害)
  • LD(学習障害)
  • PDD(広汎性発達障害) 高機能自閉症とアスペルガー症候群

 

 

 

 

 

 

 

発達障害のうち ADHD、LD、高機能自閉症、アスペルガー症候群
の中でも、自分は、もしかしたら 多動(落ち着きがない)かも?
ものが 失くなるから 不注意型のADHDかも?
人が話す先から 先に結論を言ってしまうから 衝動性の強い ADHDかも?

 

自分は、人間関係が 上手くいかないから・・アスペルガー症候群かも?
計算能力が 人より 優れているから アスペかも?と考える人は
多いですが、LD 学習障害は、想像しにくい 理解するのが ムズカシイものです。
学習障害は、知能指数が 低いわけではなく 勉強ができないという定義には
あてはまりません。読む、書く、話す、聞く、算数などの 理解が 
難しいのです。アスペや ADHD の特徴が あてはまる!と言う人も
黒板の字がボヤけて見えたり 文字が2重に見えて 読めない
あるいは、文字を 書き写すことが、できないのは、当事者でないと
理解するのが 難しいことなんですね。

 


アスペルガー障害の診断基準(DSM‐IV)

アスペルガー障害と診断されるにはAで 2項目 Cで1項目以上に該当する場合 

 

A 以下の少なくとも2つで示される、社会的相互作用の質的障害:

 

  1. 視線を合せること、表情、体の姿勢やジェスチャーなどの多くの非言語的行動を、社会的相互作用を統制するために使用することの著しい障害
  2. 発達水準相応の友達関係をつくれない
  3. 喜びや、興味または達成したことを他人と分かち合うことを自発的に求めることがない(たとえば、関心あるものを見せたり、持ってきたり、示したりすることがない)
  4. 社会的または情緒的な相互性の欠如

 

B 以下の少なくとも1つで示されるような、制限された反復的で常同的な、行動、興味および活動のパターン

 

  1. 1つ以上の常同的で制限された、程度や対象において異常な興味のパターンのとらわれ
  2. 特定の機能的でない日課や儀式への明白に柔軟性のない執着
  3. 常同的で反復的な運動の習癖(たとえば、手や指をひらひらさせたりねじったり、または体全体の複雑な運動)
  4. 物の一部への持続的なとらわれ

 

C この障害は、社会的、職業的あるいは他の重要な機能の領域において、臨床的に明白な障害を引き起こす

 

 

D 臨床的に明白な言語の全般的な遅れはない(たとえば、単語が2歳までに使用され、コミュニケーションに有用な句が3歳までに使用される

 

 

E 認知能力発達または年齢相応の生活習慣技能、適応行動(社会的相互作用以外)、および環境への興味の小児期における発達に、臨床的に明自な全般的な遅れはない

 

F 診断基準は他の特走の広汎性発達障害や精神分裂病によって満たされない

 

 

診断するための4つのチェックポイント

 

言葉に発達の遅れが無い(言葉の発達の遅れが見られる場合高機能自閉症の可能性もある)