アスペルガー ADHD 発達障害を改善していくマニュアル

教科に共通の目当てを設定する

国語の授業目標が「話す 聞く 話し合う」の場合 1年生なら 大きな声で発表する
4年生では、話の中心に気をつけて はっきり話す 5年生になると
内容を整理して 正しい言葉遣いで話す

 

聞き名人・・

  • 話す人を見て うなづきながら 聞いていた
  • 自分のことや考えと 比べながら聞いていた
  • 大事なことは 何か 考えながら聞いた
  • 聞いた後に 感想を言ったり 分からない事を 聞いた

 

話し名人・・

  • 話しの中心に気をつけ はっきり話す
  • 声の大きさや 早さに注意して丁寧な言葉使いができた
  • 身近な出来事から 伝えたい言葉を選んで話す
  • 順序を考えながら 分かりやすく話す

 

話し合い名人・・

  • 進んで話し合う
  • 自分の考えをはっきり話し 話題から それないようにする
  • 相手の考えと自分の考えを比べながら 聞いたり話したりする

 

音楽 五線譜 黒板

スチール黒板に縦に貼れば8段、 横に並べて貼れば1800mm幅で4段貼れる黒板
小さく巻いて収納できる五線譜黒板 

 

 

方眼 黒板(方眼線入り マス目)黒板を授業に取り入れる

方眼黒板(表方眼、裏無地)グラフや図形などを書くのに適した、方眼線入りの黒板
サイズは、900×900、

 

 

誰でもトップレベルの授業ができるDVD

誰でもトップレベルの授業ができるDVD は、教員の方向けのDVDです。
NHK ここが聞きたい!名医にQ「気になる子どもの行動 発達障害」で
長野県岸野小学校教諭 樋口亜紀子先生の授業の様子を紹介し
ADHDや アスペルガー障害 LD 学習障害などに 限らず 
さまざまな 個性の子どもたちに集中しやすく 理解しやすい授業にするために
マス目(方眼)黒板を 使用していると紹介しました。

 

子供が 発達障害を持つ 持たないにかかわらず 一緒に楽しみながら
授業を受けることが 先生のテーマだそうです。
樋口先生は、小学校低学年が 使う マス目(方眼)ノートに着目し
授業にも マス目を使った 黒板を使い 集中させる工夫をしていらっしゃいました。

 

また 粘土で 平仮名の「て」を 作らせます。
図工の時間では 無いのに 低学年の子どもたちは、一生懸命
「て」と言う字を 粘土で作り 覚えていくのです。
樋口先生は、「手」という字は 鏡文字(上下 左右反転)に なりやすく
反時計回りの文字(て)(そ)は、粘土を使って 授業に一工夫していると
解説しておられました。文字を書くのが 苦手な子供にも体の感覚を使って
文字を覚えさせていました。

 

若い教師ですが、教員として「力」が ある先生で
楽しみながら 学ぶをモットーにされてる 教員に受け持ってもらった
子供たちは、幸せだと思いました。

 

「ここが聞きたい!名医にQ「気になる子どもの行動 発達障害」放送の中では
はなのいっぽんみち(国語の授業)で 比喩や たとえが 分かりにくい子供たちにも
イメージさせながら 動作で 考えさせる工夫を こらしていました。

 

樋口先生が、このように どんな個性の子供にも合う 授業を心がけるように
なったのは、学級の中に「落ち着きが無い生徒」がいたから。

 

先生は、自分が 100回褒めるより 友達が 1回 遊ぼうよ と 接することで
子供の自尊感情が 高まることを 感じた 樋口先生は
集中力の無い子供たちも 学校(学級)の中で 学ばせたい 思いがあったそうです。
しかし 一人の担任が 一人の個別指導には、時間的にも 無理があるため
クラス全体 学級全体で、どんな個性の子供にも 理解しやすい授業を展開するように
なったそうです。

 

子供たちにとって 1日の 大半を過ごす 学校が、大きなカギを握るとともに
家庭でも 学校でも 工夫次第で 育ちやすい環境が できるものなのですね。