アスペルガー ADHD 発達障害を改善していくマニュアル

自己中心的な行動へのかかわり方 接し方 付き合い方

アスペルガー症候群 ADHD かかわり方 接し方 付き合い方で意識したいのは
以下の点になります。保護者の方は、学校に お願いするときの参考にされると良いですね。
アスペルガーも ADHDも 日常生活の中で、困難が生じたりトラブルになるもの・・
子供に 対して 困った状態が続いていたら、自分ひとりで 問題を抱え込まないこと。
学校や発達相談センターで、自分の悩みを 話すだけでも 気持ちが楽になるものです。

 

まずは、自分の思いをはきだす・・そして子供が困ってることに 共感する
親子のかかわりに 変化が生まれ 良い方法が 見つかると思うんですね。

 

  1. いじめ・からかいから守る。
  2. (漢字博士とか恐竜博士とか)子どもの優れた学習能力に注目する。
  3. 他児がその子の特徴をよい力として評価できれば、その子を仲間として受け入れるようになる。
  4. 友達をほしがっていることを信じる。つきあい方が分からないときは、対人関係の手がかりを教え、いろんな対人場面での行動の仕方を教える。
  5. 他人の身になることが苦手でも、正しい対応のしかたを習得っせる。人を傷つけたり困らせたりしたら、何故いけないのか説明する。
  6. 孤立しやすいので、周りの子どもとかかわる時に、教師は力を貸すべき

 

参考:軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応

興味 関心の狭さ 決まりや興味 関心の押しつけ 対処法

  1. 自分の興味の範囲外の課題はやりたがらないことが多いことを理解する。
  2. 子ども自身の興味を追求する機会を与えることも大切で、こどもに歩み寄ることも必要。
  3. すべての課題を子どもの興味に応じたものにする必要がある(恐竜に興味を持っているなら、恐竜に関する文章、数的特徴・読み・つづりの課題を出す)他のテーマを課題に取り入れる。こどもの興味を広げるためにこどものこだわりを利用する。
  4. 課題をやり遂げられればどうなるかを、確実に予測できるように伝える。子どもが自由にできること,特定のルールに従わなければいけないことについては、はっきりと毅然と伝える。関係のない関心事について、しつこく話したり質問したりすることを許さない。質問する場合は、他に時間を別に設け、誠意をもって対応する。
  5. 望ましい行動を定着させるために、子どもをわかりやすくほめる。
  6. 教室内の構造を組織化することでわかりやすくしておく 
  7. 集中力に問題がある子どもには、時間を決めて対応する。宿題や授業課題の量を減らしたり、休息できる場所を校内に確保する。
  8. 席は前から2列目か3列目にし、授業に集中できるように頻繁に質問する。
  9. 注意がそれたら、名前を指名して注意を喚起しておく。
  10. 自分の内面の考えや空想から、現実世界に注意を向け直すように教師は積極的に働きかける。

 

参考:軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応

不安 の軽減をはかる

  1. 予測可能で安全な環境(構造化)にする
  2. 予定の変更は最小限とする
  3. 日課をあまり変化させずに、恒常的なものを優先する
  4. 不意打ちや、ビックリさせるようなことはさける
  5. 初めての活動や、先生、クラス、学校、キャンプでの行事など、道の物事に対しては恐怖心を抱きやすいので必ず前もって準備しておく。

 

  1. 欲求不満がたまったり、チームメンバーにからかわれたりするので、無理にスポーツに参加させない
  2. 競技スポーツプログラムよりも、身体教育プログラムを重視する健康カリキュラムに入れる。
  3. 制限時間のある課題を与えるとき、子どもの筆記速度や反応・集中速度は遅いということを考慮する
  4. 必要な時期は、常に手を貸し続ける。十分に時間をかけて注意深くかかわる。

 

 

参考:軽度発達障害のある子のライフサイクルに合わせた理解と対応

学業不振 心に寄り添う 教師が 気を付ける点

  1. 必ず やり遂げられるように構成された高度で個別化された学習プログラムを用意する
  2. 質問をオウム返しにしていることがあるので 理解できているか 確認が必要
  3. 授業内容が 抽象的だと 理解しにくいので 分かりやすい 表現にする。
  4. 優れた読解力を持っているものの 言語理解力が低いことがあるので 注意をはかる
  5. 優れた記憶力を活用すること
  6. 興味のない科目には努力がわかないので 学業成績が よくない。

 

学校で教師が 気を付ける点

混乱しやすい 注意力散漫 孤立 ストレスを抱えた発達障害の子供の困り度に寄り添う
困った行動 問題行動 集中力が無い のは 先生を困らせたいわけでは無いこと
不適切な行動 衝動的な行動 KYな(空気を読めない)言動は、性格や 育て方 しつけのせいではない事
教師の資質に問題が あるわけでは無いこと・・
精神的なストレスによる負荷を感じていること
頭ごなしに責めるのではなく、具体的な内容で話すようにする
課題をこなしたからといって 次々と 新たな 課題を与えないようにする